私自身運命を信じるようになったのは
20代の後半の頃
ちょうど、30歳になる手前のときに
私の担当したお客様に自分の経緯を話したら
私が若い頃に所属していた超大手音楽配信
会社の横浜の貿易会社の資産家の
息子さんが知り合いで
3歳からずっと音楽教育で育って
音楽づけ人生だった話から
話題が全て合うので仲良くなり
僕の仕事場に遊びにおいでよ！
と言われたのです。
渋谷のスタジオでレコーディングして
音楽遊びをしよう！と宇多田ヒカルさんの
colorsをワンフレーズ歌ったら
彼がビックリして全部完璧に取りたい
と言ってスタジオに引きこもり
次の日勝手に色んな大手レコード会社に
音源を送られてしまいました。笑
ええ？何？と聞くと
みんなから大好評だったから
仕事が見つかるかも
と沢山レコーディングをしはじめた
流れが勝手に生まれ
出逢って二か月ぐらいのときに
なんかもっと本気で歌える曲ある？
え？？なんで？
君は自覚してないけど
宇多田ヒカルをこれだけ完璧に
歌えるなら他に本気の歌聞いてみたい
うーん、じゃあ
東日本大震災のテーマソングの
桜流しと言う曲を撮りたい！
彼にお願いしてレコーディングをしたら
宇多田ヒカルが裏声で出してるとこ
さゆりんなら全部面で出せるから
挑戦してごらん？だった。
ええ！！そんなの無理！！！！
宇多田ヒカルの歌は超高音だし
リズムも細かく動くのに
今の私には無理！
何言ってんだろ頭おかしいの？！
と思いながら
レコーディングをしたら
なんと、全部表で出せたんです。笑
え？私こんなに出せたんだ！
と言うと、彼は出せるのに制限してるから
出させてみたかったんだけど
鳥肌が止まらない
、、、
え？そんなに良かった？と
ビックリしていたら
20年作家業やってて身体が震えたのは
凄く久しぶりだ。ありがとう。
と熱い言葉を言われてその日は
大雨の中お別れ。
次の日携帯を開いたら
やっぱり昨日の曲は素晴らしいし鳥肌が
立つから朝から何回も部屋でかけてる。
と連絡が来たんです。
そうなんですね。
ありがとうございます。と伝えた後
渋谷の明日の神話の前で告白されて
お付き合いに。
今でも運命的じゃん！って思うし
私の知らない私を先読みしてる凄く尊敬
している人と言うことは別れても変わらず
彼の作ったヒットソングと共に
渋谷の街を歩く、センター街が奏でる
私と彼との間の想いでのヒットソングが
渋谷の街にあることが幸せ。
音源のチェックをするのは
レコード会社より私とのチェックが先で
毎回OKがレコード会社から出ない時は
一緒に悩んだりしたね。とか
渋谷を歩くと、曲が流れて
笑い話や苦労を思い出す。
凄く淋しい想いや悔しくてどうしようも
ない時も、センター街に行くと流れてたり
することが当時は多かった。
渋谷が繋いで行く私の色んな愛。
そして、エンタメが生まれる前に
作家はどれだけ傷ついて、苦労して
世の中に送り出しているか
最高の芸術とビジネスの間に挟まれ
心が病む姿も見たし
彼を見て、感じた気持ちが
蘇ると
私の悩みなんてちっぽけ！
彼が私のそばにいたら
最後まで諦めるな！ってまた
言うだろうな、、
だから頑張ろうとか、渋谷にいるだけで
なんとかマインドが整う日々だった。
でも、最近は貴方が居なくても
平気！だからセンター街には行かないし
貴方の曲は私にとって綺麗な想い出
そう決められる自分になった途端に
色んなことが上向きに変化して
自分らしく生きられるようになった。
明日の神話の前でまた、会ったら
「貴方の作った最高の音楽が
私を本当の私にしてくれた。
だから、これからも最高の音楽を
どんなに悩んでも作り続けて。」
そう言える日がいつか来るだろう。
いつか言おうと思って生きていたら
クリスマスに僕からの最後のギフト🎁と
言って私にお料理教室の食器棚を
今まで愛してくれた御礼と言って
クリスマスにプレゼントしてくれた。
渋谷が大好きな理由は
私が最初に挑戦を決めた街が渋谷
彼と過ごした、ヒットソングの背景を
体感し、彼と別れてからも背中を
押されながら歩いた街がセンター街だから。
私は当時より更に渋谷が大好き。
明日の神話が好きになったのも
彼が私に告白してくれたのが
明日の神話のど真ん中だったから。笑
明日の神話が繋ぐ運命が
毎日楽しみ。
音は愛と運命を繋ぐツール。
芸術は私の心の愛を繋ぐ糸。
渋谷はそれらが集まる街だと
私は知っている。
これからも私の運命は感性の世界から
生まれていくだろう。
眞名井 さゆり
